一般社団法人日本演奏芸術医学研究会
Japanese Performing Arts Medicine Association
日本演奏芸術医学研研究会は医師および歯科医師によって結成され、令和4年7月の学術集会は多くの先生方に参加いただきましたが、医療機関における音楽家およびダンサーの診療には理学療法士および作業療法士との協力が欠かせません。
このため医療現場で治療にあたるセラピストの研究会をセラピイ研究会として、設立することになりました。
セラピイ研究会は当面、学術集会の開催のみとし、医学研究会の学術集会翌日に開催して両研究会の参加者は各々どちらの研究会にも参加できるしくみになっています。こうすることで、医師・歯科医師と理学療法士・作業療法士が音楽家とダンサーの医療をめぐって議論し合える場ができることを目ざします。
第2回日本演奏芸術セラピイ研究会
世話人:酒井直隆(医療法人社団アーツメディック 理事長)
開催日:令和6年7月14日(日曜)
場所:順天堂大学 有山登メモリアルホール(下図参照)
(第3回日本演奏芸術医学研究会学術集会と合同開催)
参加資格:理学療法士、作業療法士、
理学療法学科・作業療法学科学生
参加費:5,000円(学生無料)
(参加者は「第3回日本演奏芸術医学研究会」にも参加できます。)
こちら をクリックしてご登録をお願いいたします。
参加登録期限は7月11日正午までです。
第2回日本演奏芸術セラピイ研究会
令和6年7月14日(日曜)順天堂大学7号館1階カンファレンスルーム
(東京都文京区本郷2丁目1番1号、順天堂大学7号館1階)
プログラム
9:00~9:05 開会挨拶
9:05~10:50 シンポジウム1:理学療法士とダンス医学-それぞれの向き合いかた
座長:永岡結香 永寿総合病院
廣幡健二 東京医科歯科大
ダンサーの障害治療に対するアンケート調査-都市と地方に違いはあるか‐
渡邊のどか
永寿総合病院
当院のバレエ外来の歩みと展望-年齢及びダンサーのレベル別でみた障害部位とオーバーユースについて
萩原みなみ
医療法人アーツメディックさかい整形外科
足部多点マーカに基づく運動中の3次元足部骨運動の推定手法の開発−バレエダンス動作分析への応用可能性の検討−
松本優佳
東京大学理学系研究科生物科学専攻
バレエダンサーの筋骨格系障害予防を目指した取り組み
廣幡健二
東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センター
大学病院におけるダンス障害患者の特性と障害予防に関する考察
矢次 彩
福岡大病院リハビリテーション部
高野吉朗
国際医療福祉大福岡保健医療学部
10:50~11:25 会場討論・休憩
11:25~12:25 講演(医学研と合同、有山メモリアルホール)
座長:岡崎 賢 東京女子医大整形外科
日本のバレエ芸術「今までの歴史とこれからの展望」
蘆田ひろみ
有馬病院院長
京都バレエ専門学校理事長
12:25~13:40 昼食・休憩
13:40~15:10 シンポジウム2:音楽大学教育における医学導入
座長:堀田晶子 帝京大医学教育学講座
酒井直隆 医療法人アーツメディック
音大教育における医学・理学療法士の役割
中村純子 理学療法士
東京藝大非常勤講師 高知リハビリテーション専門職大
音楽大学教育における医学導入-大阪芸術大学の場合
山本 篤 理学療法士
大阪芸大非常勤講師 日本音楽家機能解剖学指導者協会
音楽専攻学生の医学的教育とその課題
頼島 敬 内科医
元くらしき作陽大客員教授 医療法人ユア・メディック
音大教育と医学導入-国内での経験と海外動向
酒井直隆 整形外科医
元洗足学園音大客員教授 医療法人アーツメディック
教育理論に基づく音楽大学教育への医学導入の効果検証
堀田晶子 内科医
帝京大医学教育学講座講師
15:10~15:20 休憩
15:20~16:00 一般演題
座長:松本拓也 やつか整形外科内科
演奏時のジストニア改善に必要な要因についての考察―語りのSCATとTEMによる分析
田島明子 神保洋平
湘南医療大学保健医療学部
理学療法士が吹奏楽部に介入する効果と可能性
木村 友紀
松陰神社前整形外科
アマチュア歌唱者を対象とした発声周波数と頭頚部の動態との関係
飯島 大志 岩崎大貴
声とからだのトレーニングスタジオ ARIA
16:00~17:00 講演 座長:萩原みなみ 医療法人アーツメディック 酒井直隆 同
ユニークなピアノ指導から得た気づきとバレエダンサーへの応用可能性の考察
永岡結香 永寿総合病院
17:00 閉会挨拶と次回第3回案内
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